特殊車両通行許可申請についての説明

□■□ 特殊車両通行許可とは

 

特殊車両通行許可

  1. 申請から許可までの期間は?
  2. 申請にかかる費用は?
  3. 依頼時にご用意いただくモノは?
  4. Q&A
  5. 道路法に基づく車両の制限とは
  6. 特殊な車両とは
  7. 通行許可書
  8. ニュースで見る運送業界
  9. 当事務所に依頼したときの費用と効果

    通行禁止道路通行許可申請も迅速かつリーズナブルに

 
特殊車両通行許可制度について
 道路は一定の構造基準により作られていることから、道路法では道路の構造を守り、交通の危険を防ぐため、道路を通行する車両の大きさや重さを制限しています。この制限値を超えた車両を「特殊車両」といい、道路を通行するには許可が必要となっております。

 このため違反が発見された場合には、指導警告や通行の中止・重量の軽減等を求める措置命令が発せられます。

違反事由(例)
罰則
適用条項
一般制限値違反
100万円以下の罰金
道路法第102条第1項
両罰規程
各条の罰金
同法第105条
       ※一般的制限違反には、許可条件違反を含む。
       ※両罰規定とは、違反をした行為者に罰則が科せられるほか、
        法人に対しても同様の罰則が科せられることを言います。

 

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 1.申請から許可(不許可)までの期間は?

申請の内容が、1.申請経路が道路情報便覧に記載の路線で完結している場合 2.申請車両が超寸法車両および超重量車両でない場合 3.申請後に申請経路や諸元などの申請内容の変更がない場合には、申請書記載「受付日」から次のとおりです。

 ・新規申請および変更申請 →  3週間以内
 ・更新申請        →  2週間以内

 

■  ■

 2.申請にかかる費用は?

手 数 料
台数 × 経路数 × 200円
事務所報酬
   (税別)
新規1申請
(包括申請・車種、経路、積載貨物及び通行期間が同じなら台数は無制限
30,000円
10,,000円/経路
更新・変更 (新規依頼後の更新変更)
12,000円
更新・変更 (当事務所に初めてのご依頼)
18,000円
通行禁止道路通行許可申請
8,000円〜

トレーラー許可

 

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 3.依頼時にご用意いただくモノ

 1 車両検査証
 2 車両の諸元表・三面図
 3 積載物の詳細(大きさ・重さ)
 4 出発地・目的地
 5 前回の申請書

 

大西行政書士事務所所の特徴

大西行政書士

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 4.Q&A

Q.通行期間を延長したいとき

A.更新申請といい、原則として、特殊車両通行許可申請書、通行経路表等の書類
  は必要ですが、新規申請時と同一の窓口に申請するときは、添付書類の提出は
  省略することができます。


Q.往復または片道で申請したいとき

A.申請書の通行区分欄に「往復」と記入します。

 


Q.往路と復路で車両の状態が異なるときの申請

A.往路、復路ともひとつの申請とする場合は、往路、復路とも積車状態で審査さ
  れ、通行条件が付されて許可されます。
  片道ごとに二つの申請とする場合は、積車状態(往路)と空車状態(復路)で
  それぞれ審査され、通行条件が付されます。この場合、両方の許可証を車両に
  携帯しなければなりません。

  

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 5.道路法に基づく車両の制限とは

道路は一定の構造基準により造られています。そのため、道路法では道路の構造を守り、交通の危険を防ぐため、道路を通行する車両の大きさや重さの最高制限を次の通り定めています。この最高限度のことを「一般的制限値」といいます。
(道路法第47条1項、車両制限令第3条)

一般的制限値

車両の諸元
一般的制限値(最高限度)
 2.5m
長さ  12.0m
高さ  3.8m
重さ 総重量  20.0m
軸重  10.0m
隣接
軸重
・隣り合う車軸の軸距が1.8m未満18.0t
(ただし、隣り合う車軸の軸距が1.3m以上、かつ隣り合う車軸の軸重がいずれも9.5t以下のときは19t)
・隣り合う車軸の軸距が1.8m以上20.0t
軸荷重  5.0t
最小回転半径  12.0m

 

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 6.特殊な車両とは

車両の構造が特殊である車両、あるいは輸送する貨物が特殊な車両で、幅、長さ、高さおよび総重量のいずれかの一般的制限値を超えたり、橋、高架の道路、トンネル等で総重量、高さのいずれかの制限値を超える車両を「特殊な車両」といい、道路を通行するには特殊車両通行許可が必要になります。(道路法47条の2)

「車両の構造が特殊」
車両の構造が特殊なため一般的制限値のいずれかが超える車両で、トラッククレーン等自走式建設機械、トレーラ連結車の特例5車種(バン型、タンク型、幌枠型、コンテナ用、自動車の運搬用)のほか、あおり型、スタンション型、船底型の追加3車種といいます。

「貨物が特殊」
分割不可能のため、一般的制限値のいずれかを超える建設機械、大型発電機、電車の車体、電柱などの貨物をいいます。

○ 特殊な車両の例

単 車
 ○ トラック・クレーン
特例5車種
 @ バン型セミトレーラ
 A タンク型セミトレーラ
 B 幌枠型セミトレーラ
 C コンテナ用セミトレーラ
 D 自動車運搬用セミトレーラ
 E フルトレーラ
追加3車種
 @ あおり型セミトレーラ
 A スタンション型セミトレーラ
 B 船底型セミトレーラ
その他
 ○ 海上コンテナ用セミトレーラ
 ○ 重量物運搬用セミトレーラ
 ○ ポールトレーラ

 

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 7.通行許可申請

特殊な車両を通行させようとするときには、通行しようとする道路の道路管理者に申請し、許可を得なければなりません。(道路法第47条の2第1項)

 

特殊車両通行 許可 申請書(新規)

平成   年   月   日
通行開始年月日 平成18年○月○日
通行終了年月日
平成19年○月×日
 
車種区分 海上コンテナ
車両番号等 車名及び形式
神戸100あ1234 いすゞ
神戸100あ5678 フルハーフ
積載
貨物
高さ
長さ
     
品名
 
軸種数  
車両諸元
総重量
最遠軸距
最小隣接軸距
隣接軸重
長さ
kg
cm
cm
kg
cm
高さ
最小回転半径
最大軸重
最大輪荷重
cm
cm
cm
kg
kg
通行区分
往復
通行経路数
経路

特殊車両通行許可書

許可証の有効期間
自:平成18年○月○日
至:平成19年○月×日

 

 
 

 

申請・問い合わせ窓口

北海道開発局

札幌開発建設部 管理課

 

函館開発建設部 管理課

 

小樽開発建設部 管理課

 

旭川開発建設部 管理課

 

室蘭開発建設部 管理課

 

釧路開発建設部 管理課

 

帯広開発建設部 管理課

 

網走開発建設部 管理課

 

留萌開発建設部 管理課

 

稚内開発建設部 管理課

 
東北地方整備局

青森河川国道事務所 道路管理第一課

 

岩手河川国道事務所 道路管理第一課

 

三陸国道事務所   管理課

 

仙台河川国道事務所 道路管理第一課

 

秋田河川国道事務所 道路管理第一課

 

湯沢河川国道事務所 道路管理課

 

能代河川国道事務所 道路管理課

 

山形河川国道事務所 道路管理第一課

 

酒田河川国道事務所 道路管理第一課

 

福島河川国道事務所 道路管理第一課

 

郡山国道事務所   管理課

 

磐城国道事務所  管理課

 
関東地方整備局

東京国道事務所   交通対策課特殊車両係

 

横浜国道事務所   交通対策課特殊車両係

 

宇都宮国道事務所  管理第一課占用係

 

常陸河川国道事務所 道路管理第一課管理係

 

相武国道事務所   管理第一課特殊車両係

 

大宮国道事務所 交通対策課特殊車両係

 

千葉国道事務所 交通対策課特殊車両係

 

高崎河川国道事務所 道路管理第一課特殊車両係

 

長野国道事務所 管理第一課管理係

 

甲府河川国道事務所 道路管理第一課占用係

 

北首都国道事務所  管理課管理係

 
北陸地区整備局

新潟国道事務所   管理第一課特殊車両係

 

長岡国道事務所   管理第一課占用係

 

高田河川国道事務所 道路管理第一課占用係

 

富山河川国道事務所 道路管理第一課特殊車両係

 

金沢河川国道事務所 道路管理第一課特殊車両係

 
中部地方整備局

静岡国道事務所 交通対策課特殊車両係

 

浜松河川国道事務所 道路管理占用係

 

名古屋国道事務所 交通対策課特殊車両係

 

三重河川国道事務所 道路管理第一課特殊車両係

 

北勢国道事務所 管理課管理係(特車担当)

 

紀勢国道事務所 管理第一課占用係

 

多冶見砂防国道事務所 道路管理課占用係

 

飯田国道事務所 管理第一課管理係

 

岐阜国道事務所 交通対策課特殊車両係

 

高山国道事務所 管理第一課管理係

 
近畿地方整備局

滋賀国道事務所 管理第一課特殊車両係

 

京都国道事務所 管理第一課特殊車両係

 

大阪国道事務所 管理第一課特殊車両係

 

兵庫国道事務所 管理第一課特殊車両係

 

福井河川国道事務所 道路管理課道路管理係

 

福知山河川国道事務所 道路管理課道路管理係

 

豊岡河川国道事務所 道路管理課

 

奈良国道事務所 管理第一課占用係

 

和歌山河川国道事務所 道路管理第一課占用係

 

紀南河川国道事務所 道路管理課道路管理係

 

姫路河川国道事務所 道路管理課特殊車両係

 
中国地方整備局

鳥取河川国道事務所 道路管理第一課管理係

 
倉吉河川国道事務所 道路管理課
 
松江国道事務所 管理第一課
 
浜田河川国道事務所 道路管理課占用係
 
岡山国道事務所 管理第一課特殊車両係
 
福山河川国道事務所 道路管理課特殊車両係
 
三次河川国道事務所 工務課
 
広島国道事務所 管理第一課特殊車両係
 
山口河川国道事務所 道路管理第一課特殊車両係
 
四国地方整備局
徳島河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
香川河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
松山河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
大洲河川国道事務所 道路管理課道路管理係
 
土佐国道事務所 管理第一課管理係
 
中村河川国道事務所 道路管理課道路管理係
 
九州地方整備局
福岡国道事務所 管理第一課特殊車両係
 
佐賀国道事務所 管理第一課管理係
 
長崎河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
熊本河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
大分河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
宮崎河川国道事務所 道路管理第一課道路管理係
 
鹿児島国道事務所 管理第一課管理係
 
北九州国道事務所 管理第一課特殊車両係
 
佐伯河川国道事務所 道路管理課管理係
 
大隅河川国道事務所 道路管理課道路管理係
 
延岡河川国道事務所 道路管理課管理係
 
沖縄総合事務局
北部国道事務所 管理課管理係
 
南部国道事務所 管理第一課管理係
 

 

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 8.ニュース・裁判でみる運送業界

   
12.1.31

特殊車両を取り締まり 夢野白川線

 トレーラーが路線バスに追突、計5台を巻き込む多重事故があった神戸市道夢野白川線(旧西神戸有料道路)で30日、トレーラーやコンテナ車などの「特殊車両」を対象にした交通取締が行われた。
 道路法では、長さ12m、高さ3.8m、幅2.5m、重さ20t、などのいずれかを超える車両を「特殊車両と規定する。(神戸新聞)

11.8.19

姫路の運送会社捜索 積載制限違反容疑で

 郵神戸市中央区波止場町の国道2号で自動車運搬車からトラックが落下した事故で、兵庫県警交通捜索課と神戸水上署は19日、必要な届けをしないまま積載制限以上の車を走行したとして、道路交通法違反(積載制限)などの容疑で姫路市の運送会社を捜索した。
 クレーンを積んだ運搬車の高さは約5mあり、道交法で義務付けられた出発地の警察署への通行許可申請をしていなかった疑いがあるという。(神戸新聞)

07.5.2

運行管理者資格 取り消し容易に 国交省、飲酒運転容認など

 飲酒運転などの問題が相次いだことから、国土交通省は一日、タクシーやバス会社などの運行管理者が運転手の悪質な行為を容認した場合などに、管理者資格を直ちに取り消すことができるよう資格返納命令の発令基準を七月から改正すると発表した。(日本経済新聞)

07.4.28

貸し切りバス運転手 睡眠施設の確保強化 目的地にも義務付けへ

 国土交通省は27日、全国の貸し切りバス事業者に対し、目的地に運転手の睡眠施設を確保することを義務付ける方針を決めた。大阪府吹田市で27人が死傷したスキーツアーバス事故の背景に、運転手の過重労働が指摘されていることから、運転手の身体的な負担を和らげる狙いがある。 3ヵ月以内に省令を改正する。(日本経済新聞)

07.4.17

排ガス規制逃れ バスを不正登録 大阪、容疑の社長逮捕

 大阪府警交通捜査課は17日、排ガス規制を逃れるために大型バスの使用本拠地を不正登録したとして、観光バス会社の「ZIPANG」(門真市)の社長、北田良子容疑者(67)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕。本社など関係先三ヵ所を同容疑で家宅捜査した。

07.3.29

高石タイヤ脱落 運送会社を略式起訴 地検、社長も整備不良で

 大阪府高石市の阪神高速で昨年12月、走行中のトレーラーのタイヤが脱落した事故で、大阪地検は28日、トレーラーを所有する運送会社「加藤運輸」(大阪市此花区)の社長(58)と法人としての同社を道交法違反(整備不良)の罪で略式起訴した。
 また、豊中市の国道で走行中の大型トラックのタイヤが脱落した事故で、地裁は同日までに、トラックを所有する「トナン輸送」(東大阪市)の整備管理者(44)を同罪で略式起訴した。運転手(30)は関与の度合いが低いとして起訴猶予処分とした。
(日本経済新聞)

07.3.2

トレーラーの運行会社を監査

 北海道美幌町の踏切事故で、国土交通省北海道運輸局は二日、業務上過失傷害の現行犯で逮捕されたトレーラー運転手が勤務する「三星運輸」の運行管理に問題がなかったか調べるため、津別営業所を監査した。

07.2.22

物流、省エネ輸送 提案競う

 物流大手が省エネルギー輸送を前面に打ち出した営業戦略を強化している。佐川急便は荷主向けに輸送に伴うエネルギー使用量を算出するサービスを開始。日本貨物鉄道(JR貨物)グループは二酸化炭素(CO2)排出量のデータを活用することで鉄道への切り替えを促す。昨年施行の改正省エネルギー法に基づく大手荷主の省エネ義務が二〇〇七年度から本格化するのに対応する。今後は配送日数やコストだけでなく、省エネ提案力も競争力を左右しそうだ。(日本経済新聞)

07.2.5

豊中タイヤ脱落 業者を書類送検

 大阪府豊中市の国道423号(新御堂筋)で昨年12月、トラックのタイヤがホイールごと脱落した事故で、豊中署は5日、トラックを保有する「トナン輸送」の整備管理者(44)と運転手(30)を、道交法違反(整備不良)容疑で書類送検した。
 調べによると、会社は点検を支持していたが、運転手は「運行前の点検をしていなかった」と供述。
ホイールにヒビが入る異常に気づいていなかった。管理者も「車検を通ったので大丈夫だと思っていた」と話しており、点検を運転手に任せきりにしていた。

07.1.31

いすゞ自動車に業務改善指示 検証不正取得で国交省

 いすゞ自動車などが大型観光バスの重量を偽って車検証を不正取得していた事件で、国土交通省は三十一日、同社を厳重注意とし、業務改善指示を行った。(日本経済新聞)

07.1.23

いすゞなど書類送検 重量偽り車検証取得容疑 大型・観光バス

 いすゞ自動車の販売子会社、東京いすゞ自動車(東京・杉並)が大型観光バスの重量を偽って車検証を取得していたとして、警視庁交通捜査課は二十三日、いすゞ自動車の担当部長ら十三人と、同社や販売子会社など法人としての四社を道路運送車両法違反(不正車検)の疑いで書類送検した。(日本経済新聞)

06.12.18

ETC不正通行 運転手を逮捕 兵庫、料金過少申告容疑

 運送会社のトラックが高速道路の自動料金収受システム(ETC)の不正通行を繰り返した事件で、兵庫県警交通捜査課などは十八日、出口料金所で正規料金よりも少なく申告し、支払いを逃れたとして、小野市にあるミサキ流通のトラック運転手(44)を詐欺容疑で逮捕した。容疑を認めている。(日本経済新聞)

06.11.28

速度抑制装置の不正改造黙認容疑 運送4社管理者を逮捕

 大型トラックに取り付けが義務づけられているスピードリミッター(速度抑制装置)の不正改造事件で、兵庫県警交通捜査課などは二十八日、兵庫や和歌山などの運送会社四社の運行管理者計四人を道路交通法違反容疑(使用者の義務違反)で逮捕した。
 調べによると、四人は自社の大型トラックの運転手が最高速度を時速九十キロに抑えるスピードリミッターを不正に改造し、速度違反運転を繰り返していたのを知りながら黙認した疑い。
(日本経済新聞)

06.11.24

トラック輸送 台数抑え、CO2削減 紙製品 花王、ばら積み導入

 花王は紙おむつなど紙製品のトラック輸送で、パレットを使わずに段ボールをばら積みする新方式を本格導入する。積載効率が高まるためトラック台数が二割減少、二酸化炭素(CO2)発生量の削減につながる。鉄道を利用してCO2削減につなげる例は増えているが、トラック輸送でのこのような取り組みは珍しい。他の商品への活用も検討する。(日本経済新聞)

06.10.30

過労認識の社長実刑 地裁判決「取引量減らさず」

 京都府宇治市の京滋バイパスで二月、三人が死亡したタンクローリーの追突事故で、運転手の過労を見過ごした道交法違反などの罪に問われた大津市の運送会社「近若石油」社長(63)に対し、京都地裁は十五日、懲役一年二月(求刑懲役一年四月)の実刑判決を言い渡した。同社運輸課長(49)には懲役一年、執行猶予三年(求刑懲役一年二月)、同社に罰金六十万円(求刑同)を言い渡した。
 判決理由で、東尾龍一裁判長は「運転手の過労を明確に認識しながら取引量を減らさず、利益を追求した会社の体質が事故の主な原因」と述べた。
 判決によると、国松被告らは二月十二日、運転手(35)が疲労で正常に運転できない恐れがあると知りながら、翌日にタンクローリーを運転するように指示した。業務上過失致死傷罪などに問われた運転手は、懲役四年六月の判決が確定している。
(日本経済新聞)

06.10.30

大型トラック速度抑制装置 不正改造を容認 兵庫県警 容疑の運送4社捜索

 大型トラックの運転手らが最高速度を時速九十キロに抑える速度抑制装置を不正に改造して運転していたのを容認したとして、兵庫県警交通捜査課などは三十日、兵庫県や和歌山県などの運送会社四社を道路交通法違反容疑(使用者の義務違反)で捜索した。不正改造が組織ぐるみだった疑いもあり、担当者らを追及する。
調べによると、四社は従業員の大型トラック運転手らが速度抑制装置を不正に改造し、速度違反運転を繰り返していたのを知りながら、是正措置を取らざるに黙認した疑い。
(日本経済新聞)

06.5.26

トラック運転手酒気帯び 運行管理者立件へ

 運送会社の長距離トラック運行管理者が、自社の運転手の日常的な酒気帯び運転を容認したとされる事件で、兵庫県警交通捜査課などは25日、これまでに捜索した9府県の12社のうち数社の運行管理者らについて、道交法違反(使用者の義務違反)の疑いで立件する方針を固めた。(日本経済新聞)

06.4.13

トラック運賃上げ難航

 トラック運賃の引き上げが難航している。燃料である軽油はこの一年間で2割値上がりしたが、運賃に一部でも転嫁できた事業者は全体の4分の1程度。全体にならすと運賃の上げ幅は1%弱にとどまり、事業者には厳しい収益環境が続く。(日本経済新聞)

06.4.8

軽貨物急配、航空貨物運送で提携

 軽貨物運送の軽貨急配は航空貨物運送の野崎運輸(兵庫県尼崎市)と業務提携した。野崎運輸の既存荷主をすべて軽貨急配との契約に変更、軽貨急配の荷主の貨物と合わせて野崎運輸に運送を委託する。
 軽貨急配は中・大型トラックを利用した企業向け積み合わせ貨物の受注が好調だが、運転手の不足から自前で配送車両を増やすのは難しいと判断。委託で、配送車両を確保する。
 野崎運輸は都市部の空港から地方へ夜間に生鮮品を運ぶのが主力。地方から戻る際の復路便には余裕がある場合が多かった。野崎は軽貨急配との提携で配送や資金効率を向上できると見ている。
 軽貨急配はこれまでに運送会社を二社買収し、配送網の拡大を図ってきた。しかし、中小事業者の買収にはリスクが伴うため、今後は業務提携で配送車両を確保する手法を活用する。

05.11.9

ダンプ虚偽登録

 大阪府警交通捜査課は、車庫証明書に記載する使用本拠地を偽ってダンプカー4台を新車登録したとして、建設機械リース「レンタルのニッケン」社員(32)と販売元の「大阪三菱ふそう販売」社員(31)の2人を電磁的記録公正証書原本不実記録容疑で逮捕した。

05.9.22

特殊車両車検不正 ヤナセを起訴

 輸入車販売のヤナセが鉄道用特殊車両の重量を軽く偽って不正に車検を取得していた事件で、横浜地検は21日、道路運送車両法違反の罪で、法人としての同社を起訴、顧問の事業部長を在宅起訴した。
 起訴状によると、ヤナセは2002年9月と03年2月、JR東日本とJR西日本に納入した保線用の軌道陸上兼用作業6台の金属性部品を模倣品と取り替えるなどして軽量化し、不正に車検の交付を受けた。
 調べによると、ヤナセは軌陸車の重量が普通車の保安基準を超えていたにもかかわらず、JR側から「普通免許で運転できる車両」を注文されていたことから、偽装を実施。95年以降、JRに納入した数十台の軌陸車についても、普通免許で運転できるよう重量を偽って車検を取得していた。(日本経済新聞)

05.3.16

トレーラーを偽名義で登録

 運送業の許可を受けていない個人業者に販売したトレーラーを正規の運送会社名義で登録したとして、兵庫県警交通捜査課などは、16日、自動車販売会社2社の営業担当社員2人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕、会社など4ヵ所を捜索した。
 調べによると、2000年5月と01年1月、無許可の個人業者2人に販売したトレーラーを、知人の経営する運送会社「安威産業」名義で登録した疑い。
 安威産業については今月1日、別の男性に自社のトレーラーを貸し運送業をさせたとして、社長が貨物自動車運送事業法違反(名義貸し)容疑で逮捕された。

04.6.21 ロケで「白バス」使用 

ドラマなどのロケで無許可業者のバスを使用したとして、警視庁交通捜査課は、フジテレビとTBSの番組責任者2人を道路運送法違反(白バス営業)幇助の疑いで立件する方針を固めた。同課によると白バス営業に絡み、使用者側が立件されるのは初めて。
 調べによると、フジテレビとTBSの番組責任者は、乗客の運送に必要な一般旅客自動車運送事業の許可を受けていない3業者に依頼。十数回にわたり都内や神奈川県のロケ現場に、スタッフや出演者を運んだ疑いがもたれている。

04.6.2 神戸日野自動車を捜索 

運送会社のトラックの拠点を排ガス規制の対象外地域とする虚偽登録を手助けしたとして、兵庫県警交通捜査課などは2日、神戸日野自動車を道路運送車両法違反(虚偽変更・移転登録申請)幇助などの疑いで家宅捜索した。
 調べによると、同社の販売担当者は、神戸市中央区の運送会社社長(54)から依頼され、昨年6月、改正自動車窒素酸化物(NOx)・粒子状物質(PM)法に基づく国の排ガス規制対象地域から外れている兵庫県稲美町に、会社の拠点を移したとする虚偽の書類を作成し、国土交通省姫路自動車車検登録事務所に届け出た疑い。

 

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■  ■

 9.事務所紹介

名 称
  大西行政書士事務所 (兵庫県行政書士会所属) ホームページ プロフィール
住 所
  兵庫県神戸市兵庫区上庄通2丁目4−29
行政書士
  大西勝一 (「貨物自動車運送事業法」研修修了) 行政書士検索(経験年数などがわかります)
報   酬
  1申請(新規)
30,000円
(包括申請・車種、経路、積載貨物及び通行期間が同じなら台数は無制限

11経路目から1経路につき5,000円を加算
更新・変更(新規依頼後の更新変更)
12,000円(1申請)
更新・変更(当事務所に初めてのご依頼) 
18,000円(1申請)
通行禁止道路通行許可申請
8,000円〜
相   談
  事務所    3,000円/30分(正式依頼になれば報酬充当で無料)
メール   基本的な内容は無料 (その後の経過をお知らせ頂ければ幸いです)
お問い合わせ
  事務所または メール ・ 問い合わせページ にて承ります。(ご相談は事務所にて承っております)
電話予約
  078(681)5763 (10:00〜18:00)
効   果
   特殊車両の通行許可申請は簡単な手続とはいえません。年に数回しかない申請に、手続方法や専門知識を習得するのはやや非効率といえるかもしれません。弊事務所は運送業に携わる皆様にたいへんご贔屓頂いており、その分柔軟対応に徹しているつもりです。また費用も比較的低廉の部類に入ると自負しております。費用対効果を考慮して検討してみてください。

 

  産経新聞社が発行する「夕刊フジ」の取材を受けました!

あの有名な夕刊紙「フジ」の取材ということで非常に緊張しましたが、そこはさすがにプロ、上手に乗せられ、聞かれもせずに開業当初のことなどたくさんお話させていただきました。
おかげさまで明日からまた初心に返り、懸命に依頼者の問題解決に邁進することができそうです!ありがとうございました。

行政書士大西勝一

 

  神戸新聞社「マイベストプロ」の取材を受けました!

神戸新聞の「マイベストプロ」はご存知でしょうか?

各種プロの得意分野や魅力がわかる取材記事、プロから皆さまへ発進するコラム欄、お得なセミナー・イベント情報など「プロ」をさまざまなご覧いただけるWebサイトです。

許認可のプロ  http://pro.mbp-kobe.com/ohnishi/

 

大西行政書士事務所  気軽に 相談 ください。 神戸市行政書士

特殊車両許可

事務所所在地
兵庫県神戸市兵庫区上庄通2丁目4−29
地下鉄海岸線和田岬駅下車1分

TEL 078−681−5763
FAX 078−681−5768

ご相談・ご依頼の方は当事務所のHp大西行政書士事務所もあわせて参考にしてください。

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最後までご覧いただきありがとうございます