悪徳詐欺百選　〜悪徳と戦うために〜

1. 悪質商法の基本形　（代表的なもの）
2. 新手の詐欺商法２８例　（日々巧妙化生き物のように派生していく）
3. 悪徳詐欺いろいろ　（基本手口は昔から変わってません）
4. メルマガ「悪徳ニュースがいっぱい」　（当事務所発行のメルマガです）
5. 事務所紹介　（報酬等）
6. 関連書籍紹介

悪徳商法の種類

おれおれ詐欺・振り込め詐欺

「おれおれ、おれだよ」と電話をかけ、息子や孫のように振る舞い、何らかの理由でお金が必要になったことを伝え、指定した口座に現金を振り込ませる詐欺

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ガス会社の社員を装った詐欺

• ガス漏れの点検に来ました。
• ガスメーターの点検に来ました。
• ガス機器の点検に来ました
• 警報器の取替えに来ました
• ガス料金の集金に来ました
  

融資保証金詐欺

はがきやメールで「おまとめローン」や「ご融資しますので保証料をお支払いください」などと勧誘、数万〜数十万円の保証料をだまし取る詐欺。融資を申し込むと「ほかにも借入金があり、このままでは融資できないが、保証金を入れれば融資できる」などと金を振り込ませる。「保証金」の名目は、データの登録・抹消料、審査手数料、データ更新料など。特に多重債務者や資金繰りが苦しい経営者が標的にされやすい。　「低金利、保証人・担保不要」は要注意！

裁判所からの「支払い催促」

裁判所を偽った詐欺事件。被害者は「簡易裁判所及び地方裁判所に支払い催促の申し立て最終通知書」という名称がついている催促を受け、戸惑ってしまう。およそ３万円ほどを指定金融機関に振り込めという指示で、支払いに応じられないときは「裁判になる」とされている。

家賃の「支払い先変更」通知

「今月から家賃の振込先を以下のように変更します」という通知が来る。うっかり信じ込んでしまうと、これがまったくのウソだったということがある。をだまし取る詐欺

新聞集金人を装った詐欺

大阪市を中心に新聞販売店の集金を装って高齢者から新聞代金を騙し取る事件。
ある７０歳代の女性宅では２０〜３０歳くらいの男が、「新聞屋だが、新聞代の今月分がまだだ」と言い約３６００円を受け取った。男は「領収書はあとでポストに入れておく」と告げて自転車に乗って立ち去った。

履歴書は要注意

面接訪問者の住民票や保険証を不正入手し他人名義で借金を繰り返したとして、有印私文書偽造・同行使、詐欺などの疑いで東京都内の車検代行業者が送検された。調べによると社員募集に来た、女性の履歴書に書かれた個人情報をもとに、この女性の住民票を無断で移した。その後、女性の国民健康保険証の交付を受けた上、銀行で保険証を身分証として提示し、女性名義の口座を開設。金融会社で２０万円を借りて同口座に振り込ませ、だまし取った疑い。

あなたの夫が妊婦を流産させた

突然、警察官を名乗る男から、「ご主人が交通事故を起こし、相手は妊婦で流産してしまった。手術代と事後補償費を口座に振り込めば罪にもならない」と電話があった。動揺して信じ込んだ妻は指定口座に現金計１９２万円を３回に分けて振り込んだ。電話には警官役を含む３人の男が登場。妻が「夫に代わってください」と頼むと、代わった夫役の男は泣きじゃくるだけで何も話さず、妊婦の夫役の３人目の男は、「どうしてくれるんだ」とどなり散らしたという。振込が終わった後に相手に連絡しても応答はなく、警察に行ったときにはお金はすでに引き出されていた。夫が単身赴任しているなど、夫と妻の連絡が取れない状況下で発生した詐欺事件

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税務署職員を装う詐欺

税務署職員を装い「還付金がある」などと言って、家族から納税者本人の携帯電話番号を聞き出す不審電話が続発していることが分かった。被害者の一人は「息子さんに所得税の還付金がある」との電話を受けて、息子の携帯電話と勤務先を教えてしまった。しかし、当該の税務署に、その名前の職員はいないし、またそうした問い合わせも、税務署では行っていない。ちなみに公務員を詐称するのは軽犯罪法違反（官名詐称）に当たる

社会保険庁の職員を装った「年金」詐欺

「年金の払いすぎがあったので指定の口座に返金を」と要求する不審電話が続発。被害も出ている。犯人は「返金しない場合は次回の年金支払いを停止する」「国民年金の未納があるから至急払うように」などと告げ、身分は国民年金基金や年金総合管理センターのように架空の団体を名乗る手口もあった。

探偵事務所を名乗る詐欺

「○○探偵事務所ですが、調査依頼主があなたの調査結果を公表すると言ってますが、どうしますか」や「申し訳ありませんが、あなたの浮気調査の結果が出まして、依頼主に口止め料を支払っていただきたいのですが」とお金を要求する詐欺。相手はフルネームを知っての上で電話をかけてきているケースが多い。

子供を監禁したので金を払え

「子供に金を貸している。２００万円振り込まないと、マグロ漁船に乗せる」という電話内容。電話口で泣き声を聞かせ、親が子供の名前を呼ぶのを待って、その名前を使って脅す手口

押し貸しヤミ金

無断で金を振り込み勝手に「借金」を作り上げる手口。法的に支払う義務はないが、勤務先などへの取立てに仕方なく払う人もいる。

捨てたカードの支払伝票を悪用

スーパーやガソリンスタンドで客が捨てたクレジットカードの支払伝票をゴミ箱から拾い出し、カード番号を入手。インターネットの通販会社に他人のクレジットカード番号で注文し、配達先に空き家を指定、宅は業者の不在者伝票を回収し、「近くの駐車場にいるので品物を持ってきて欲しい」などと連絡して商品を受け取る。受け取った商品はディスカウントストアで現金化する。

インターネットのねずみ講

「リストのすべての口座に１０００万円ずつ振り込みリストの一番上の口座を削除して、あなたの口座を一番下に加えて順位を繰り下げてください」などと記載した電子メール。これを不特定多数の人に送付、勧誘して会員約１５０人を獲得し、約４５万円を出資させた。

海外宝くじの当選通知

欧州などの架空の団体名義で「宝くじ」の当選通知が配達される。内容は「送金手数料として３万円が必要」などでその金額を振り込ませ、以降は一切の連絡がとれなくなる。「２０億円が当選」と知らされ３００万円を振り込んだ被害者もいる。

古本屋詐欺

「マンガの古本を引き取ってほしい」と古本屋の店主に電話があった。中には一冊３００万円で売れるものまであったことから、店主は遠方まで引き取りに向かった。ところが途中で、８０万円で引き取る人を見つけたと言われ、店主は急いでそれ以上の金額を振り込んだ。その後引き取り場まで行くも、もぬけの殻だったという。

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見本工事商法

「当社の宣伝として、広告に写真を載せたい」とか、「お宅は角地で当社の宣伝になる」といって、一戸建て住まいの年配夫婦から強引に改築工事を請け負って、法外な値段を請求する商法。

「商品代引き」でネット詐欺

ネットショッピングやネットオークションで商品を購入し、決済方法を代引きに選んだ。数日後、宅配便が届き、代金を支払って商品を手にしたが、中身はただの古新聞が詰まっていただけ。相手に連絡するが、すでに電話は不通

インターネット上でチケット販売詐欺

掲示板に人気アイドルグループのコンサートチケットを販売すると書き込み、金を振り込ませる詐欺。

ネットオークション、優良出品者の詐欺

過去に５０００品目もの優良出品をして実績を上げていた男が、あるとき２０万円で落札できるノートパソコンを２００台も出品して、落札した人全員が、だまされる事件があった。被害金額は４０００万円にも上った。

ヤフー立替払いサービスの悪用

ヤフーの代金立替払いサービスとは、利用者がクレジットカード番号などを事前に登録していれば、落札の際に暗証番号を入力するだけで代金支払が完了する仕組。これを利用した詐欺事件はこう。ヤフーオークションにノートパソコンを出品した男が、自ら他人のＩＤとパスワードを利用して落札。そしてその落札代金を、立替払いサービスから自分の管理する口座に振り込ませるという手口。総額３２０万円をだまし取った。

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ネットカフェで暗証番号を不正入手

キーロガーという装置をネットカフェの特定のパソコンに設置してＩＤ、パスワードを入手。ネットバンクなどの口座から引き出す手口。

風俗店のカード詐欺

クレジットカードの情報をスキマーといわれる機械でコピーし悪用する詐欺が存在するが、風俗店でコピーされるケースもある。中でも中国エステはその可能性が比較的高いといわれている。シャワーを浴びている数分の間に、財布の中のカードをコピーして、その後商品を購入、現金化してしまう。

不在通知から窃盗詐欺

郵便受けから書留などの不在通知を盗み、偽造した委任状を郵便局に提示し、他人の郵便物、クレジットカードなどをだまし取って使用する

請求書の振込先を書き換える詐欺

集合郵便受けから請求書を盗み出し、代金振込先を改ざんした上で元に戻して現金をだまし取る手口。改ざんは、請求書の振込先、口座名義、口座番号の上にシールが張られ、別の振込先に訂正され印がおされていた。

お悔やみ電報

「私は、先日主人を亡くし、身も心も疲れきってしまいました。落ち着いてきたので、送られてきた電報を見ていたところ、中に立派なうるし塗りのお悔やみ電報があり、それを見て驚きました」という年配の女性。内容は「なくなったご主人に生前貸していた５万円を返済してくれ」という内容。
犯人は新聞の訃報欄などをもとに、ありもしない貸金を請求しているようだ。

弁護士の名を偽る詐欺事件

実在しない弁護士や弁護士会の名前を使った架空請求事件が全国的に急増している。なかには「被害者救済の会」という架空の組織を騙るケースも

足裏診断

あの教祖、福永法源率いる詐欺集団「法の華三法行」の手法で有名に。
その手口はこう。足裏診断を行って「このままではがんになる」「２年以内に自殺する」「３年以内に離婚する」「赤ちゃんは死産になる」などと病気や家族関係で悩む相談者の不安をあおり、合宿修行に参加させる。修行後には「天声が降りた。病気が治る」などと言い、修行代名目で掛け軸など高額な物品を購入させる。
　診断には「ほくろがあればがん」などと不安をあおるようなマニュアルが存在していたことが明らかになっている。

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悪徳ニュースがいっぱい (マガジンID：0000135063)

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